家に来て16日目
元野良猫のニコが家に来て16日が経過しました。
生後8ヵ月の猫や犬は遊びたがる頃なのに、家に来たニコはケージの片隅に身をひそめほとんど動きません。たまに動くときは、人や犬の気配がない時に身体を低くしてそっと動き、目が会うと「ふぅー!」と小さい身体を精一杯大きく見せて威嚇してきます。
志村どうぶつ園の世界
毎日、こんな姿しか見ないと「今まで外を自由きままに歩き回っていた野良ちゃんは幸せなのかな。」と言う思いにかられることも。それでも、何度「ふーっ!」と言われようが、できるだけ話しかけるようにしました。うんちもしていないのではなく、どうも食糞をしているようです。心を閉ざした猫との生活は、まるで志村どうぶつ園(TV)の世界。
兆しが見えてくる
今までおやつを手からニコにあげても、近寄ってくることはなく、そのおやつも食べずにそのまま残ることがほとんどです。その日も「どうせ食べないだろ・・・」と思いつつも、手から「はい、おやつだよ~」と差し出すと、警戒しながらも近寄ってきて、手からおやつを食べたのです。
スポンサーリンク
「おお~っ」(ちょっと感動)。
さらに、その夜にふとケージを見ると、今度は家に来てはじめてお腹をだして遊んでいました。
「おお~っ」(また感動)。
毎日、少しづつですが家にも人にも慣れてきたようです。
●他の野良猫・保護猫のブログはこちらへ
スポンサーリンク