エンちゃん頑張る|大怪我していた野良猫(4話)

昨晩はケージの中のいれたトイレから一歩もでなかったエンちゃん。

元気なくキャットフードも全く食べていませんが、今日はもっとつらい試練があります。

昨日、応急でいった動物病院さんは野良猫の治療にたいしてネガティブでしたので、別の動物病院で昨日していない検査などをしてもらう予定です。

今日やる検査

  • 血液検査
  • 怪我の治療
  • 回虫の駆除

もっとも気になるのは白血病と猫エイズです。もし感染していれば先住猫との同居は絶望的ですので。

麻酔の死亡リスクに関する同意書

動物病院へ到着すると、麻酔をかけるため、先生から死亡リスクに関する同意書にサインをしてほしいと言われます。

心の準備ができていなかったので悩みました。人間の都合で野良になり、今度は人間の都合で検査して命を落とす可能性があるわけですから。


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なかなかサインできずにいると、猫の雰囲気を見てくれた先生がこれなら多分大丈夫と言ってくれたことで麻酔をお願いしました。

絶対ではなく多分と言う言葉でも、この判断ができない自分にとっては信じるしかない言葉です。

診療開始

先生から協力してほしいと言われたので助手的なことをしました。血液検査をして、穴の空いた首に抗生剤を投与して傷口を縫ってもらいました。

麻酔が効いている間に爪も綺麗にしてもらい歯の状態も検査してもらいました。

結果はエイズも白血病も陰性。

他検査項目もほとんどが適正値でしたので、とりあえずホッとしました。ただ、エイズ感染症は検査でわかるまで2〜4週間かかるらしいので今の首の怪我部分はまだ不明です。

でも、地域猫として近所の犬猫好きの皆さんがご飯をあげていたことが、野良なのに健康状態良好になっている結果だと思います。

これでエンが家に迎え入れることは決定しました。
まだ、予断は許しませがあとはエンの回復を祈るのみです。
野良猫は強いと信じたい。

 

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