エン君が入院して6日目。
経過から書くと、ブログを書くことも気が進まない厳しい状況が続いています。
膿胸にたいする治療方法
一般的な膿胸にたいする治療方法は、肺にたまった膿をだす手術を行い、肺を洗浄して、抗生物質で細菌の増殖を防ことで症状が改善されると言われています。
ネットで猫の膿胸を調べても、この治療方法で改善した報告が目につきます。
しかし、うちの猫の場合
猫(エン君)も同じ治療はしていて、
かなり胸水がたまることは防げているのらしいのですが・・・
- 左の肺の膿胸がいぜん抜けてこない
- いぜん嘔吐が多く、食事も口からとれない
- 血液検査の白血球の数値が60,000以上と言う異常な数値
いっこうに症状は改善されていません。
猫の白血球の基準値は5,000~15,000らしく、現在の60,000以上と言う数値は機械で測定できないレベル(6万までしか測れない)です。獣医師さんも経験上ほとんど目にしたことがない異常な数値らしく、この状態が長く続けば、他の臓器などへの合併症を引き起こす可能性も高いそうです。
現在の獣医師さんの見解
「膿胸がある程度抜けているのに、症状が改善されないと言うことは、この感染症を引き起こしている原因が他にあるのでは」と言うお話しでした。
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獣医さん自身も、そもそも膿胸じたいの症状を診るのも稀(5年前に一度経験しただけ)らしく、さらに今回のように症状が改善しない原因は回答できないようです。
次の治療方針はとお聞きすると「胸を切開してみないとわからない」とおっしゃっていました。
ただ、胸を切開して、腫瘍かも知れないし、膿が癒着してとれるレベルではないかも知れないため、切開してもとれる保証はなく、胸を開けても、そのまま閉じる可能性もあるそうです。また、この手術も大変な体力を使うため、エンの命がそこで力尽きるかも知れない。そんな感じでした。
これからの先のこと
今は先が見えない暗いトンネルの中を歩いているようで、飼い主としては、エンの命が助かる保証もないことにどこまで進んでいくべきか非常に悩んでいます。
他の猫の飼い主さんは「もう十分だよ!本来は4カ月前の大怪我で命を落としていたのに、それから今まで延命できたのだから・・・」と言ってくれます。
猫の命を飼い主が決断することじゃないこともわかっています。
でも、何かの決断してあげないと。
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