日頃は人様よりリラックスしている気のする柴犬ハナ。
昨日の朝AM5:30頃に嫁さんが散歩に連れていきました。
6年間、これは毎日のことです。
予期しないこと
AM6:00頃、散歩先から、僕の携帯に電話がかかってきました。
電話にでると「ハナが痙攣しだして動けなくなってしまった。すぐ来て!」と言う。急いで車で現地へ向かうと、痙攣して嘔吐して目の瞳孔が開いたハナが横たわっていました。
ハナを抱き抱えて車にのせ、24時間やっている動物救急病院に向かいました。痙攣と嘔吐に加えて血尿、粘膜のついた大便もしてしまい症状は悪化しているのがわかります。
散歩行く今から1時間前は、いつも通り元気だったのでこの姿に言葉がでません。
動物病院での治療
病院に着いてから、すぐに痙攣を止める注射を打ってもらい、その後は血液検査となりました。横たわったまま立つことも、伏せの姿勢になることもできません。
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自分たちのできることはハナをそばで見守るしかありません。ハナも顔が近くにあると少しは落ち着くようでした。
獣医さんに聞くところ、動物の医療は人の医療の10倍遅れているらしく、この痙攣などの原因や病名はなかなか特定できないそうです。やることは、痙攣を抑える注射を打ち、また痙攣が始まったらそれを繰り返す。MRIなど高度医療機器が無い病院では、この治療しかないようです。
少し経つと注射が効き、痙攣はかなりおさまりました。しかし、立つことはできません。ここからまた痙攣がはじまった時のことを考え、ハナを入院をさせてもらうことにしました。
もうダメかも知れない・・・。痙攣と嘔吐、血尿、粘膜便と続く姿を見ていると、このまま息を引き取ってしまうのではないかと思う心境でした。
動物病院からの電話
AM9:00頃にいったん家に帰ってきましたが、気が気じゃありません。お昼の12:30頃に動物病院から電話がありました。「電話は緊急を要した時にしかかけません」と聞いていたので不安しかありません。
「ハナちゃんが元気になりました。今、ケージからだせだせと騒いでいるので、今から引き取りに来てもらっていいですか。」こんなうれしい電話でした。
と言うことで、昨日ハナは無事に生還できました。ただ、いつものような元気はありません。また、この原因もわかりませんので不安は完全にはぬぐい切れませんが、とにかく、昨日が最後にならなくて良かった。
予期しないことは突然やってくる
つくづく思いました。
動物と一緒に暮らすことは命を預かっていること。急に何か起きる可能性はいつでもあると言うことです。元気な姿を見ていると「今日、生死をわけるようなことが起きるはずがない」と思いがちですが、頭の片隅に、今日のようなことが起きる意識を持っていないと駄目ですね。
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