犬猫の共同生活で気づいたこと

犬猫を同じ部屋で飼って初めて気がついた困った問題や失敗を掲載していきます。

困った問題により同居させることは不可能にもなります。
家で犬猫を同居させることを検討されている方は失敗しないために是非ご参考にしてください。

柴犬ハナ 生後8ヵ月
柴犬ハナ(2015年12月生)
元野良猫ニコ
元野良猫ニコ(推定2017年6月頃生?)

犬が先住犬(柴犬2歳 オス)で後から来たのが保護猫(推定10ヵ月 メス)

犬猫の共同生活が慣れるまで

期間 ニコ(猫) ハナ(柴犬)
1ヵ月 ケージやソファーの下からでてこない 興味津々
2ヵ月 人に対してスリスリしてくれるようになる 猫を怖がる(強)
3ヵ月 ケージからキャットタワーで寝るようになる 猫を怖がる
4ヵ月 キャットタワーで寝る 猫を少し怖がる
5ヵ月 キャットタワーで寝る 少し安定
6ヵ月 自由に好きな場所で寝るようになる 同じ部屋で寝れるようなる
7ヵ月 自由に好きな場所で寝るようになる まぁまぁ安定

こんな感じで一時期(2~3ヵ月目)は犬が分離不安のような症状になり、今まで聞いたことのないような鳴き声で鳴いたり、身体が震えたり、同じ部屋にいれなかったり、飛び越えたことのないような柵を無理やり飛び越えてビッコをひくなど本当に大変でした。

3ヵ月位までは、2匹を仲良くさせようと必死でしたが、それは間違いに気がつきました。

嫌なものは嫌なのだと気がつき、この頃からお互いのストレスを少しでも軽減してあげることを心がけました。鳴いたら別の部屋で行かせて、玄関にいたいのなら1日玄関で生活をさせるなど。こんな生活をさせていたら、同じ部屋にいるのに慣れてきたのです。

二匹の共同生活前に気がつかなかったこと

ストレス問題

お互いの相性が悪いと片方か両方にストレスがかかり続けます。私のところの最初の出会いは犬の散歩時に野良猫として出会ったのですが、外で会っている頃はお互い威嚇することもなく、仲良しに見えましたが実際に二匹を同居させてみると大きな変化がありました。

猫が強い

うちの場合、家の中で、いつの間にか新参者の猫が強くなり、それを犬が恐がるようになってしまいました。

分離不安

犬が怖がりすぎて、ちょっとした分離不安の症状がみられるようになりました。犬は人がいないと半狂乱のように何時間でも鳴き叫び猫をケージの中にいれてもダメです。人のいない部屋に二匹でいるだけでハアハア言いパニック状態になってしまいます。

怪我の恐れ

犬が怖がりパニックになることで、日頃は飛び越えようとしたことのなかった階段に設置していた脱走防止フェンスを無理やり飛び越えました。フェンスの下は急こう配の階段のため、関節の固い、犬はこれをやったことで足をビッコひいて歩くようになってしまいました。

想定を超えてしまう

何となく上手くいくという期待、時間が経過すれば上手くいく期待は、ダメな場合があることがわかりました。お互いの性格や相性でうまくいくケースもあると思いますが、ダメな場合は、飼ったことを後悔することになります。

出会う時期

お互い生後2ヵ月~3ヵ月位で出会っていたなら、又は、どちらかが赤ちゃんだったらと言うタラレバが今になって後悔することです。この二匹の場合、お互い若いとは言え成犬、成猫なので仲良くなる(いや、仲良くならなくてもお互いが敵だと思わない関係)のが難しいことがわかりました。

1年経過してみて

結果から書くと、1年後に二匹は仲が良くなったわけではありませんが、お互いが同じ部屋で一緒に生活をしていることになれ、当初の犬の分離不安やストレスはほぼなくなりました。犬が猫がそんなに怖くないと気がついたのでしょう。

これから、先住がいる場合の参考にしてくださいね。